どんなに通貨ペアの値動きを的中させることが旨いFXトレーダーであっても、FX取引における資金管理ができなければFXトレード収支をプラスにもっていくことができず、6ヶ月~1年以内に為替相場から退場することになる。こういう結末をたどることだけは避けたいと思っている人は、大欲を捨てて、レバレッジ10倍~レバレッジ25倍程度で通貨ペアの取引をすること&適度にFX取引を休むこと&損切りラインでの損切りをするのすべてを実行して、為替相場からの退場確率を大幅に下げよう。今回はFX資金管理だけで勝てるのか?
FX資金管理だけで勝てている人
FX資金管理だけで勝てている人は、勝ち目がないと確信したら損切りをするし、どんな最高のトレードチャンスが来ようともレバレッジをあげ過ぎないし、お金がほしいと思ってもレバレッジをあげ過ぎないし、どんなにFXトレードが上手くいっても一喜一憂することもないし、FXトレードが上手くいかなくても精神的なダメージを受けることがないし、FX取引で100パーセント勝てることはないと思っているし、FX取引における勝ち逃げがうまいし、100パーセント退場しないレベルのレバレッジでしか通貨ペアの取引をしないし、トレードチャンスが来るまで通貨ペアのポジションを取ることを我慢するし、FX取引で大損するパターンを熟知しています。
1.勝ち目がないと確信したら、損切りをする。
勝ち目がないと確信したら、すばやく損切りをすれば、自分のFXトレード資金の9割を手元に残すことができるため、為替相場で大きな損失を出したくなければ、勝ち目がないと確信したら、損切りをするを徹底しましょう。それでも、ほとんどのFXトレーダーは、9割の資金を手元にのこすよりも、100円でも200円のお金をもうけることを優先してしまうため、自分の通貨ペアのポジションが決済できなくなってしまいます。
2.どんな最高のトレードチャンスが来ようともレバレッジをあげ過ぎない。
どんな最高のトレードチャンスが来ようとも、レバレッジ10倍でのFX取引をすることで、FX取引の利益が出たときのリターンがレバレッジ10倍分になり、FX取引の損失が出た時の損失もレバレッジ10倍になります。このことからわかることは、FX取引はレバレッジを下げれば、リターンの額が小さくなると同時に、損失の額も小さくなるということ。
3.お金がほしいと思っても、レバレッジをあげ過ぎない。
お金がほしい思っても、レバレッジをあげ過ぎないことを徹底することで、FX取引の損失額を減らせること&心に余裕を持ってFX取引を行えることなどのメリットが得られます。こういうメリットがあるとしっていても、お金を稼ぎたい欲を制御することができず、ハイレバレッジでのFX取引をしてしまう人はたくさんいます。
4.どんなにFXトレードが上手くいっても一喜一憂することもない
どんなにFXトレードが上手くいっても一喜一憂しないことを徹底することで、常に気を引き締めてFX取引を行うことができます。また、気を引き締めてFX取引を行うことで得られるメリットは、不安要素があるときはFX取引をしないで様子見ができる&レバレッジを常に固定することができる&広い視点で為替相場をみれるなどがあります。
5.FXトレードが上手くいかなくても精神的なダメージを受けることがない。
FXトレードが上手くいくに決まっていると、FX取引で損失を出したときに大きな精神的なダメージを受けることになりますが、FXトレードが上手くいかないのが当たり前だと思っていると、FX取引で損失を出したときにまったくダメージを受けることがありません。
6.FX取引で100パーセント勝てることはないと思っている。
FX取引で100パーセント勝てると思っている人は、常に自分良い方向に為替相場を解釈してしまいますが、FX取引で100パーセント勝てることはないと思っている人は、自分にとって悪い方向に為替相場を解釈します。
7.FX取引における勝ち逃げが上手い。
FX取引における勝ち逃げがうまい人は、FX取引で1000万円稼いだところでFX取引をやめて、自分のFX口座から1000万円を出金します。当然、自分のFX口座から1000万円を出金したら、金輪際お金を失う可能性があるFX取引をしません。
8.100パーセント退場しないレベルのレバレッジでしか、通貨ペアの取引をしない。
100パーセント退場しない程度のレバレッジでしか、通貨ペアの取引をしないことを徹底すれば、FX取引で有り金をすべて失うという事態に直面することはありません。
9.トレードチャンスが来るまで通貨ペアのポジションを取ることを我慢する。
トレードチャンスが来るまで通貨ペアのポジションを取ることを我慢することができる人は、不用意なFX取引で損失を出さずに済んでいます。また、トレードチャンスが来るまで通貨ペアのポジションを取ることを我慢できない人は、不用意なFX取引で何度も大きな損失を出しています。
10.FX取引で大損するパターンを熟知している。
FX取引で大損するパターンを熟知している人は、FX取引で大損する可能性が高いときには、通貨ペアのポジションを取らないで様子見をします。こうやって、通貨ペアのポジションを取らない選択をすることができるFXトレーダーは、一撃退場クラスの大損失を何年も出すことがありません。
FX資金管理がへたくそな人
FX資金管理がへたくそな人は、FX取引で金を儲けることしか考えていないし、FXトレード資金が少ないのにハイレバトレードをするし、FX取引で負けた経験がほとんどないし、FX取引なんて簡単だと思っているし、ハイレバレッジ取引のデメリットに目を向けないし、何が何でも自分の通貨ペアポジションを損切りしないし、自分にはFX取引の才能があると思っているし、なんとなくFX取引をするし、経済ニュースを一切チェックしないし。
1.FX取引で金を儲けることしか考えていない。
FX取引で金を儲けることしか考えていない人は、FX取引で大損することを想定することができないので、常にレバレッジ1000倍で通貨ペアのポジションをとります。このレバレッジ1000倍での通貨ペアのポジションが100PIPSの含み益を抱えれば爆益、レバレッジ1000倍での通貨ペアのポジションが100PIPSの含み損を抱えれば大損。
2.FXトレード資金が少ないのに、ハイレバトレードをする。
FXトレード資金が1万円と少ないのに、レバレッジ400倍で、通貨ペアのポジションを取ります。このレバレッジ400倍の通貨ペアポジションが200PIPSの含み益を抱えれば爆益、レバレッジ400倍の通貨ペアのポジションが200PIPSの含み損を抱えれば大損。
3.FX取引で負けた経験がない。
FX取引で負けた経験がないと、FXで資金管理がいかに大事かということをしらないし、資金管理を意識しながらFX取引をすることもできない。
4.FX取引を簡単だと思っている。
FX取引を簡単だと思っている人は、通貨ペアのポジションを持っている限りは常に大損の可能性にさらされていることもしらないし、FX取引で大損した経験もほとんどない。
5.ハイレバレッジ取引のデメリットに目を向けない。
ハイレバレッジ取引のデメリットに目を向けない人は、ハイレバレッジ取引で大儲けすることばかり考えて、ハイレバレッジ取引で大損したときのことを一切考えません。
6.何が何でも自分の通貨ペアポジションを損切りしない
何がなんでも自分の通貨ペアポジションを損切りしない人は、300PIPS~1000PIPSの含み損を抱える苦しみを体感することになり、幸せからは程遠い人生を送ることになります。
7.自分にはFX取引の才能があると思っている。
自分にはFX取引の才能があると思っている人は、自分は天才だからFX取引で大損することなどないという思いから、レバレッジ400倍~レバレッジ3000倍で通貨ペアのポジションをとります。このレバレッジ400倍~レバレッジ888倍での通貨ペアのポジションが300PIPSの含み益を抱えれば爆益、レバレッジ400倍~レバレッジ3000倍の通貨ペアのポジションが300PIPSの含み損を抱えると大損。
8.なんとなくFX取引をしている。
なんとなくFX取引をしている人は、運がよければ、一度のFX取引で2000万円規模の利益を得ることができるし、運が悪ければ、一度のFX取引で2000万円規模の損失をだします。
9.経済ニュースをチェックしない。
経済ニュースをチェックしないFXトレーダーは、経済ニュースをチェックしなかったせいで、FX取引で100万円規模の損失を出します。こういう経験をしたFXトレーダーは、まめに世界経済のニュースをチェックするようになります。
10.値動きが激しい通貨ペアの取引をする。
値動きが激しい通貨ペアの取引をするFXトレーダーは、常に100PIPS、200PIPS、500PIPS,1000PIPSの損失を出す危険にさらされています。逆に値動きがしょぼい通貨ペアの取引をするFXトレーダーは、たった10PIPS、50PIPS、100PIPS程度の損失をだすだけで済みます。この二つのことからわかることは損失額を減らしたいのであれば、値動きがしょぼい通貨ペアの取引をすべし。