FXで多くの人が儲けられない理由の一つは、一度相場で利益を出したら、口座からお金を出金すればいいのに、まだ儲けられるだろうと思い、トレードを続行させてしまうというところにある。このようにFXで儲けられない理由がはっきりしているのだから、自分の儲けたいという意思を捨てて、口座からお金を全額出金することこそが厳しい相場の世界で生き残るための近道ではないだろうか。
自分も儲けたいと意欲が強すぎて、口座からお金を出金できなかった。
自分ハイレバレッジトレードで資金10万円を100万円に増やした後に、口座からお金を出金せずに、トレードを続行して、100万円を溶かすことを繰り返していた時がある。何度も同じミスを繰り返していると気づくんだよね、お金を儲けたら速攻で出金すれば、FXでお金を増やすことが簡単だということに。その事実に気づけるかどうかが相場で生き残れるかどうかの分かれ目。
FXで勝ち逃げができない人のパターン。
1.トレードで勝っているときは、この俺が、負けることなんてないんじゃないかと思ってしまう。
初心者トレーダーがトレードで連戦連勝街道を突っ走っているときは、この俺がトレードで負けることなんて100%ない。なんたっておれは天才だからと思ってしまう。そう思っていると、警戒心が薄くなり、普通ならポジらない場所でポジってしまい、FXで大損をすることに繋がる。
2.儲けたい気持ちがでかくなりすぎると、毎日ポジションをとらずにはいられなくなる。
FXで生き残ろうと思ったら、儲け度外視で、勝てるところだけでポジションを取るというのが鉄則。殆どの人は儲けたいという気持ちが強くなると、この基本鉄則を忘れて、毎日運任せにポジションを取ってしまう。当然、運任せで取ったポジションでFXに勝つことなどできず、トレードでお金をうしなってしまう。
3.FXしか収入源がないと、毎日お金をFXで儲けなければいけないという気持ちがでてしまい、毎日トレードしなければ行けないという義務感が生まれる。
会社をやめて、FXで生きていこうと決意すると、生きていくために毎日お金を稼がねばと思い、毎日ポジションを取ってトレードをしてしまいます。その結果、勝つ確率が低いところでポジションを取ってしまい、大損してしまうということも少なくありません。
4.損切りができない。
FXで、見込みがないポジションを損切りできずに、持ち続けてしまうと、損が拡大していき、一発で相場から退場ということもありえます。この事実から目をそむけずに、FXでトレードをしている人は、見込みがないポジションをどんどん損切りしていきましょう。ただ、損切りがうまくなるには、かなりの相場を経験していかなければいけません。
FXで勝ち逃げするために必要なメンタリティー。
1.FXで損することは特別なことじゃないと理解しておこう。
FXが損することが当たり前だとしっかりと理解することで、儲けたらとりあえず出金して利益を確定させようという意識になる。この意識になるまで、ありとあらゆる失敗を繰り返す羽目になってしまうのが相場だということを決してわすれてはいけない。
2.FXで勝ったときに浮かれすぎない。
相場で儲けたときに喜んでいるときに、口座からお金を出金しようと思う人はほとんどいないし、たいていの人は少し痛い目にあってから口座からお金を出金しようとする。どうせ痛い目に会うことがわかってたら、痛い目に合う前に口座から全額出金すればいいんじゃないのかと私は思うわけですよ。
3.FXでトレードするのはストレスだと意識する。
自分の場合、トレードするときは凄まじい神経を使うので、トレードを行うと凄まじいストレスを感じてしまいます。このストレスから早く開放されたいがゆえに、利益を出すことができたら、自分は速攻で口座から全額出金します。このような流れで口座から出金するようになってから、自分はFXで損したことはほとんどありません。
4.お金をたくさん儲けたいという気持ちを捨てる。
FXでトレードするときにはOO円儲けたいという気持ちを一切もたずにトレードをすることがかなり重要。目標を持ってしまうと、目標の金額に達するまで、トレード口座から出金したくないという気持ちが生まれてしまい、出金せずにトレードを続行してしまいます。こうなってしまうと、FXで勝ち逃げすることなど困難になってしまうでしょう。
最後に
出金はFXで生き残る上でかなり大事。