FX両建て手法は、通常の一方通行に通貨ペアのポジションを取るトレード手法よりも利益を容易にだせるため、リスクを最小限にしてFX取引でお金を稼ぎたい人がFX両建て手法を利用しています。ただ、FX両建て手法は、通貨ペアのポジション枚数が少なめになりがちなので、通貨ペア取引で大きな利益を出したい人からは敬遠されています。今回は、FX両建て手法の必勝法をテーマにして記事を書いていきます。
FX両建てとは?
ドル円ロング10枚ショートのポジションを持ち、ドル円ロング10枚ショートのポジションを持つという、ロングとショートのポジションを同時に所有することを指します。この両建て取引を行うと、ドル円ロング10枚分の手数量をFX運営に支払わなければいけなくないだけでなく、ドル円ショート10枚分の手数料もFX運営会社に支払わなければいけないとい事実がありますから、手数料を支払う額を少なくしたい人には、両建てでのFX取引は向いていないと断言することができるでしょう。
為替相場の流れが明らかに売りのときに、両建て手法を使い、FX取引を行うと自分のFXトレードの利益を減らすことになるだけですから、為替相場の流れが明らかに売りのときは、両建て手法を使うことをやめて、素直に、通貨ペアショートのポジションをもちましょう。また、為替相場の流れが明らかに買いのときに両建て手法を使い、買いと売りの通貨ペアのポジションを持っても自分のFXトレードの利益を代々かできませんから、為替相場の流れが明らかに買いのときは、両建て手法を使うことをやめて、素直に通貨ペアロングのポジションもちましょう。
FX両建て取引をすることで得られるメリットとデメリット。
FX両建て取引をすることで得られるメリットは、FX取引で大きな損失を出すことがなくなる&両建てでのFX取引には必勝方法が存在している&FX取引時に大損するかもしれないという大きな不安を一切持たなくてもすむ&FX取引で大きな利益を得て浮かれることがなくなるなどがあります。これだけのメリットを享受できるFX両建て取引をするようにすれば、どんな為替相場でも利益を出せます。
FX両建て取引をすることで発生するデメリットは、一方通行のFX取引の利益額に比べると両建てでのFX取引の利益額は少なくなる&FX両建て取引で利益を出すのは割りと難しい。&普通のFX取引に慣れてくると両建て取引をすることに大きな違和感を感じる&低レバの両建て取引はぜんぜん儲からない。などの4つがあります。これだけのデメリットを自分が許容できるのであれば、FX両建て取引をしてみてはどうでしょうか?
FX両建て取引の必勝方法とは?
FX両建て取引の必勝方法には、雇用統計両建て必勝方法や、レンジ相場両建て必勝方法や、トレンド相場両建て必勝方法や、重要度が★4の経済指標の両建て必勝方法や、スワップ金利差を使った両建て必勝方法などがあります。これら5つのFX両建て取引の必勝方法を実行することで、FX億トレーダー似なれた人もいます。
★米雇用統計両建て必勝法
1.雇用統計の失業率が良好かつ、雇用者数が大幅に増加したパターン。
米雇用統計の失業率が良好であり、雇用者数が大幅に増加のときは、ドル円レートが200PIPS上昇していきます。このような値動きをしたときは、200PIPSの含み益を抱えているドル円ロングのポジションを決済しておき、含み損200PIPS抱えているドル円ショートのポジションが含み損が100PIPSほどになったら、ドル円ショートのポジションを決済します。
2.雇用統計の失業率が良好かつ、雇用者数が中幅に増加したパターン。
米雇用統計の失業率が良好かつ、雇用者数が中幅に増加したときは、ドル円レートが100pIPSほど円安方向に動きます。こような値動きをドル円がしたときは、100PIPSの含み益を抱えているドル円ロングのポジションを決済しておき、含み損100PIPSあるドル円ショートのポジションが含み損50PIPSほどになったら、ドル円ショートのポジションを決済します。
3.雇用統計の失業率が良好かつ、雇用者数が微増したパターン。
米雇用統計の失業率が良好かつ、米雇用者数が微増したときは、ドル円レートが40PIPSほど円安方向に伸びます。このような値動きをドル円がしたときは、40PIPSの含み益を抱えているドル円ロングのポジションを決済しておき、含み損40PIPSのドル円ショートのポジションが含み損10PIPSほどになったら、ドル円ショートのポジションを決済します。
4.雇用統計の失業率が悪化かつ、雇用者数が大幅減少したパターン。
米雇用統計の失業率が悪化かつ、雇用者数が大幅減少したとき、ドル円レートが200PIPSほど円高方向に動きます。このような値動きをドル円がしたときは、200PIPSの含み益を抱えているドル円ショートのポジションを決済しておき、含み損200PIPSのドル円ロングのポジションが含み損150PIPSほどになったら、ドル円ロングのポジションを決済しておきます。
5.雇用統計の失業率が悪化かつ、雇用者数が中程度に減少したパターン。
米雇用統計の失業率が悪化かつ、雇用者数が中程度に減少したとき、ドル円レートが100PIPSほど円高方向に動きます。このような値動きをドル円がしたときに、100PIPSの含み損を抱えているドル円ショートのポジションを決済しておき、含み損100PIPSのドル円ロングのポジションが含み損50PIPSほどになったら、ドル円ロングのポジションを決済しておきます。
6.雇用統計の失業率が悪化かつ、雇用者数が大幅に減少したパターン。
米雇用統計の失業率が悪化かつ、雇用者数が大幅に減少したとき、ドル円レートが50PIPSほど円高方向に動きます。このような値動きをドル円がしたときに、50PIPSの含み益を抱えているドル円ショートのポジションを決済しておき、含み損50PIPSのドル円ロングのポジションが含み益10PIPSほどになったら、ドル円ロングのポジションを決済します。
レンジ相場両建て必勝方法
注目度が高い経済指標の発表がなく、為替相場が大きく動く材料が出ていないレンジ相場の日は、ユーロ円レートが円安方向に100PIPS動いた後に、ユーロ円レート円高方向に50PIPS動きます。このような値動きがあるレンジ相場の日の両建て戦略は、ユーロ円レートが円安方向に100PIPS動く前に、ユーロ円ロングとユーロ円ショートのポジションの両方を所有しておきます。そして、ユーロ円レートが100PIPS円安方向に動いたら、100PIPSの含み益を抱えているユーロ円ロングのポジションを決済しておき、100PIPSの含み損を抱えているユーロ円ショートのポジションが含み損50PIPSほどになったら、ユーロ円ショートのポジションを決済します。
トレンド相場両建て必勝方法
注目度が高い経済指標が多いときや、大国の要人が発言する日や、海外で不景気になるような出来事が起きる日は、一日に通貨ペアレートが200PIPS~600PIPS動くトレンド相場が発生します。このような値動きが起こるトレンド相場の日の両建て戦略は、ポンド円が200PIPS~600PIPS変動する前に、ポンド円ロングとポンド円ショートのポジションを所持しておきます。そして、ポンド円レートが600PIPS円安方向に動いたら、600PIPSの含み益を抱えているポンド円ロングのポジションを決済しておき、600PIPSの含み損を抱えているポンド円ショートが含み損300PIPSほどになったら、ポンド円ショートのポジションを決済します。
重要度★4の米国経済指標の両建て必勝方法
重要度★4米国の経済指標が悪化すれば、ドル円レートが40PIPS円高に動いた後、ドル円レートが40PIPS円安方向にうごき、元のレートに戻ります。このような値動きが起こることに目をつけて、重要度★4の米国経済指標の数値がわかるまえに、ドル円ショートとドル円ロングのポジションを保有しておきます。そして、ドル円レートが40PIPS円高に動いたら、40PIPSの含み益を抱えているドル円ショートのポジションを決済して、40PIPSの含み損を抱えているドル円ロングのポジションが含み損10PIPSになったところで、ドル円ロングのポジションを決済します。
スワップ金利差を使った両建て必勝方法
ドル円のスワップ金利が高い国内FX口座で、ドル円ロング10枚のポジションを保有し、ドル円のスワップ金利が低い国内FX口座でドル円ショートのポジションを保有することで、国内FX口座のスワップ金利差分×国内FX口座で保有しているドル円の枚数=金額を得ることができます。ただ、スワップ金利差で得られる金額は微々たるものなので、大金を儲けたい人にはスワップ金利差を使った両建てはおすすめできません。