トランプ大統領就任の失望感でドル円が90円台に突入すると言われていたのに、いまやドル円が112円なんだから、相場の予想をするのは難しい。このようなことが普通に相場では頻発するので、こうなるだろうと決めつけてポジションを取るのは危険。
トランプ相場で損してしまった人がいる理由。
トランプは糞だゴミだというメディアの決めつけに流されて、トランプ大統領の失望感で、ドル円が下がり続けると思い込んでしまった人がトランプ相場でショートをしてしまい、大損をぶっこいてしまった。
今になってトランプ相場を冷静に考えてみると、大統領になるということは期待している人が大量にいることなのだから、期待感で相場が打ち上げることなんて当たり前のようなこと。このあたり前のようなことに気づくことができない人はFXトレードに向いていないと思う。
トランプ大統領就任後の為替の動き。
今のドル円112円の基準から、徐々に124円まで上昇していく。当然、124円に上昇している頃には日本経済も不景気になり、ドル円が100円台に一気にぶん投げる。普通に考えて、景気がいい状態がいつまでも続かないのはいうまでもないし、いつかは景気が悪くなるのが経済なので、円安もそのうち終焉を迎えていくでしょう。
リスクオフだと決めつけるのはよくない。
トランプ就任=リスクオフでドル円が買われて円高だああという短絡的な思考はよくない。こういう思考を持ってはいけない理由は、大統領になってみたら、自分が思っている以上に優秀な人で、アメリカ経済が活性化されて円安に動いてしまうことがあるからだ。後、大統領になる前の評判だけで、大統領になった後の評判まで決めつけてしまうというのは、トレードする上ではかなり危険なことだといってもいいし。
トランプ大統領就任後の爆上げで学んだこと。
1.相場は超短期間に10円以上打ち上げることが普通に起こるので、本当になにが起こるかわからないと意識しておくことが大事。
相場は、自分の予想通りに動かない恐ろしいものだと意識しておくことで、あり得ない動きをしたときに焦らないで、スマートに対応することできる。ここで、スマートに対応できないとゴミみたいなポジションを損切りしないで所有し続けてしまいます。
2.期待感だけで10円以上短期間でドル円が上昇する現実を目の当たりにすることができた。
トランプさんは大統領としてなにも成し遂げていないのに、期待感だけで10円打ち上げる相場を体験することで、相場は期待で大きく上がり、現実を直視した瞬間に大きく下げるという事実をしることができた。
3.相場は短期間的な視点ではなく、長期的な視点で見ることが重要。
短期的な視点相場をみると、トランプ相場のように上下に動く相場でやられるので、最終的に相場がどうなるのかという長期的な視点で見ていく事が大事。ただ、長期的な視点でポジションをとるときはレバレッジを抑えることがかなり大切になってくるということも忘れてはいけない。
4.相場は何が起こるかわからないので、いつでも損するリスクがある。
最後に
トランプ最高。